2013年10月15日

10月のエスプリ報告

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10月のエスプリは、握り寿司と東欧ワインという、切り口でした。

これがスッカリ嵌ってしまいそうなくらい、良い相性でした。

ルーマニアのロゼのスパークリングワイン、Zarea Diamond Collection NV
ルーマニアで最も高級と言われるスパークリングワインです。
エレガントでほのかな雑味。これがなんとも寿司とよく合います。

まず、用意したネタ

スルメイカ、鯛、ヒラメのエンガワ、キハダマグロの赤み、メジマグロの中トロ、イカの腸、マグロのホホ肉の赤ワイン煮
等を用意。

一気に握ることができないもので、参加者は6名限定。
2013.10エスプリ000.jpg
Zareaはピノのセニエで作る為、ちょっとした渋さと残糖の高さが気になったのですが、このスパークリングワインはスルメイカ、イカの腸を使い、イカの正身で軍艦を巻いたものが最もあったような気がします。ほかのネタも邪魔をしない万能ワインですね。
2013.10エスプリ002.jpg
次もルーマニアのFeteasucaの白ワインです。
値段的にはかなりお安め。

しかしこのワイン、なかなかのポテンシャルがあり、相当美味しい。
柑橘系の香りと、蜜、白い花やフルーツヨーグルトぽさも感じる不思議なワイン。
味わいもほのかな渋苦さを持ち、そのままでも十分おいしと思えます。
このワインは白身と合わせるとより美味しさが増して更なる段階に入りそうです。
フランスのぶどうに例えると、アルザスのリースリングとボルドーのソーヴィニヨンBを足して、2で割ったような印象が、寿司のご飯とよく合います。

2013.10エスプリ001.jpg
次がブルガリアのYatrus Tamiankaです。
ぶどうはTamiankaブルガリアの地場白ぶどうですね。
これも、一癖があり、そのまま飲むと少し飲みにくさを感じる。ほのかに樽の印象がありましたので、タイの握りと合わせることにしました。
鯛の握りはその儘ですとどうしても淡白さにワインの強さに負けてしまいそうです。
そのため、溶かしバターをひと塗り。

あら不思議。ものすごーく合ってしまったのでした。

次にはスイスのシャスラとピノ・ノワール
2013.10エスプリ003.jpg
スイスではシャスラを寿司ワインと言うほどです。
本当によく合います。白身、エンガワ、マグロまでいけそうです。

これはシャスラのほのかな苦味にあるのでしょう。

一同大絶賛

最後に、オーストリアのグリューナー・フェルトリーナーで最も有名なった作り手
白のロマネ・コンティーとも囁かれたワイン。
FXPichler(ピヒラー)です。
Smaragd Loibner Berg 2004
2013.10エスプリ004.jpg
このワインはロバート・パーカー氏がアドボケイト141号で『小さな谷にワイナー路構える、シャトーラ・トゥールやロマネ・コンティのような存在だ』と話をし一気にスターダムに登ったワインとしても有名です。
生産量が少なく70%が固定客に独占され輸出は30%にも満たないのです。

発酵温度も通常のワインより少し高め。22度とセラーの温度が理想的なので、ほとんど冷却はしない。20~40リットルの木樽で5月まで熟成させるそうです。

年代も2004年と優良年。熟成も入り始めて若干ほのかに黄金を見え始め、ナッツの香りや複雑性を増してきた。このワインはこのまま飲んだほうが美味しい気がしてきたのですが、寿司は中トロあたりと合わせてもとても美味しく思われました。
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さて、今回は大満足の寿司と意外なほど美味しい東欧ワインでしたが、11月は熟成ボルドーとキノコとジビエのマリアージュです。
ぜひご参加ください。
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