2010年12月 6日

オーパスワンの垂直飲み会

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こんにちは
日曜日に行われたオーパスワンの垂直試飲会の様子をアップします。

なんと今市場にでている全てのオーパスワンが大集合。
この壮観な眺めを見て下さい。カウンターの乗り切れなかった。

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この中でも貴重なワイン1979年初期ヴィンテージは圧巻。
一人の女性が ラベルを見て 『ワー凄い、皆同じ顔をしているのね。だって!』

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僕の中では、1994年はムートンの味わいでカリフォルニアワインなんだろうかと、かなりの驚きでした。
1979年ヴィンテージは古酒的なイメージを持ってテイスティングをしてみたところ、このワインの若々しさと、なんともいえないエレガントさが有りました。
2000年ヴィンテージからは、味わいも変わりかなり、カリフォルニアワインぽさが全面に出るような作り方に変わったようで、アルコール度数も14%を超えるものがほとんどで、若々しさと飲みごたえのあるリッチさが全面的に漂っておりました。

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多分このようなワイン会は生きている間には無いかもと昔の皆様が、集まり日曜日の夜と言うにもかかわらず大騒ぎでした。

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オーパスワンは幾つかのヴィンテージが残ったものがありますので、グラスで販売することにしました。グラス50ミリ1500円からと、めちゃくちゃ安い値段です。是非この機会を逃すと絶対損するよ。

オーパスワンの記事とメモを見つけましたので、コチラもご参考にして下さい。


オーパスワンとは、カリフォルニアワインの中でも高級ワインとして有名で、"作品番号一番"という意味があります。
ボルドーで名門のシャトー・ムートン・ロートシルトのバロン・フィリップ・ロートシルトとロバート・モンダヴィで1979年にボルドースタイルのワインを作り上げました。
オーパスワンの創業者、ロバートとバロンがハワイで出会ったのは1970年のことだそうです。
二人は、ここナパバレーで最高級のワインを造ろうと手を組みます。そして、このワイナリーがワインの生産を始めたのは1979年のことでした。

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この夢のプロジェクトの最初の予算は1,000万ドルから1,300万ドルでしたが、事前の土壌検査で、ワイナリー建設予定地が実は地熱温泉の真上にあり、土壌の温度を約22℃迄押し上げていると言うことがわかりました。 夢をどうしても実現させたかったモンダヴィは800万ドルもかけて土地を密封し、セラーを緩衝材で取り囲んでわざわざ冷やすという方法を取りました。またブドウを自然の重みで圧搾してブドウ果汁(=ワイン原料)とするため、ワイナリーの上方で受けられたブドウがポンプを使用しないで、重力だけで地下のタンクまで流れて行くシステムを作りました。外から見るとこの宇宙船のようなモダンなワイナリーは、ピラミッドのように盛り上がった土手で囲まれたようにも見えます。1991年に最終的にワイナリーが完成した時の初期投資金額は、2,550万ドル(=約27億円)にも達していたそうです。
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気の遠くなるような建設費用コストとは別に、オーパスワンはスタートからつまづきました。それは1990年にぶどう畑を襲ったフィロキセラ害虫(注1)問題です。近辺のワイナリーと同様オーパスワンもこの病気のため、殆どのブドウの台木をフィロキセラに強い台木に植え替えられなければならず、完全に植え替えるのに5~7年の年月と3百万ドルの費用を費やしました。しかしモンダヴィは意気軒昂です。「フィロキセラ問題は、我々は運が悪かっただけだよ。本当はワイナリーのコストオーバーの方がずっと辛かった。みんなすごいプレッシャーを感じていたよ。我々は何でもやった。我々の求めるワインを作る為に。そう、金は使った。みんなクレージーだと言ったよ。いずれわかるよ。あと数百年経てば。」 (注2)因みにパートナーのバロンフィリップは、1988年に亡くなりましたが、一人娘のバロネス・フィリップ・ロスチャイルドが後を継ぎ、ムートン社の技術担当者を派遣し、モンダヴィ社の技術者と協力して、オーパスワンの品質向上に情熱を注いでいます。
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1979年物と1980年物のオーパスワンが初めて市場に売りに出された時、その価格は$50でした。当時の高級カリフォルニアワインの価格が一本$15から$20であったにもかかわらず、です。この目の玉が飛び出るような値段に、あるワイン批評家は"Opus won!"(オーパスが勝った!:英語の発音はラベルと同じ"オーパスワン"になる)と評しましたが、モンダヴィ社の製造責任者ティム・モンダヴィは、「品質は優れている(Excellent)どころか完璧(Perfect)なのだから」と、当然のように言い放ったと伝えられています。

(注1)フィロキセラ(Phylloxera)=北アメリカ原産のぶどうの寄生虫。1860年代にヨーロッパに拡がりヨーロッパのぶどう畑を壊滅状態にした。1990年代にカリフォルニアでも猛威をふるった。

(注2)Wine Spectator (1995/11/115日号)Jean T. Barrett

(注3)Wine News (オーパスワン20周年特集号) Steve Pitcher

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