カラスミのパスタボッタルガについて
フランス名ブタルグ(boutargue)、イタリア名ボッタルガ(bottarga)。
カラスミは日本のものという印象が強いのですが、実は元々ギリシャあたりが原産なようです。
文献によると、古代ローマ時代の地中海で作られたのが始まり。それがシルクロードを通り、日本に伝ったのが16世紀ごろ。
なんだと。 ![]()
日本では、ボラの卵巣の塩漬け。ウニ、コノワタと並ぶ、日本3大珍味の1つと言われていますが食べたことはありますよね。
カラスミの名前の由来には、こんな話もあります。
天正16年(1588年)、朝鮮出兵の最中に、肥前名護屋に豊臣秀吉が来た際、長崎代官であった鍋島飛騨守信正(なべしまひだのかみのぶまさ)が、カラスミを献上した。
気に入った秀吉は、鍋島飛騨守に何と言う食べ物か尋ねた。答えに困った鍋島飛騨守は、カラスミの一腹(半分)が中国から輸入した墨・・・唐墨に似ていたため、カラスミと答えたのが始まりとか。ちなみに当時の中国は、すでに明王朝の時代だったとか。
日本のカラスミの名産地は、長崎。特に五島列島産のボラの卵巣で作ったモノ。しかし最近では、長崎付近より、台湾の高尾沿岸のボラの方が美味いとも言われる。台湾以南のボラの卵巣は、卵が大きくなり過ぎて良くないそうだって。
地中海のヨーロッパ側で取れたボラで作ったカラスミも有名。特にイタリアのサルデニア島は、カラスミの名産地。フランスでもカラスミは珍重され、別名海のキャビアと言われている。
ヨーロッパではボラの他、マグロ、スズキ、メルルーサの卵巣でもカラスミを作るのですが、鱸、メルルーサなどはちょっと癖があるようですね。
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今週のイタリア料理はカラスミのクリームパスタと牛肉のカルパッチョです。教室でも今週と来週は講習を行ないますが、ビストロの方でも食べたいと言っていただければお出ししております。
是非ご注文を!
是非、食べてみてください。