2010年6月 1日

「北海道チーズ作り体験&牡蠣祭りツアー」の報告。

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チーズ講座担当の梶田泉です。

5月21~23日に、
「北海道チーズ作り体験&牡蠣祭りツアー」を開催しました。
チーズ講座の受講生さんたち総勢9名参加の楽しい旅でしたので、そのご報告を。

初日は帯広空港につき、そのまま「十勝野フロマージュ」に行きました。
ここは白カビチーズなど、ソフトタイプのチーズが得意な工房です。
ブリーチーズで何度も日本のチーズコンクールで賞をとっています。

ただ、小さなチーズ工房でどこでも問題になっているのはホエーの処理。
ホエーはお菓子の原料や化粧品にも使われているのですが、使える状態に加工しないといけません。
雪印などの大手工場では処理できる機械を自前で持っていたり、業者に出したり出来るのですが、小さな工房では無理。

「十勝野フロマージュ」の代表の赤部さんは、パルミジャーノ・レッジャーノのホエーが豚に与えられ、パルマの生ハムになっているのを知り、
近くの養豚業者にお願いして、「豚にホエーを飲ませてホエー豚を作ろう!!」と思いつきました。
最初は、養豚業者も、「豚が病気になったらどうする!」って嫌がっていたそうですが、豚はブヒブヒ美味しそうにホエーを飲み、とっても健康になっていったそうです。
そりゃそうですよね。
リコッタチーズまるかじりみたいなもんですし、ホエー自体は乳酸発酵しているので、腸の調子もよくなります。
そんな経緯で生まれた『ホエー豚』
地元の生協では100g170円くらい。安いです♪
もちろん、ツアー参加者みんな、お土産に買って帰りました。
私は3パックも。
ほんのり脂身が甘いです~。

「十勝野フロマージュ」見学後、ジンギスカンを食べてから、無殺菌乳の牛乳を生産している「思いやりファーム」を訪問しました。
無殺菌乳は基本的に販売できないのですが、特別牛乳というカテゴリーで販売が一部認められています。
市販しているのは「思いやりファーム」くらい。
東京だと、伊勢丹新宿店などで購入できます。

無殺菌乳は、とてもさらさらしていて、匂いがありません。
とてもあっさりしています。
『濃厚な牛乳』をイメージしていると裏切られます。

・・・というのも、もともとの乳はさらさらで無臭。
高温で殺菌することによって、たんぱく質がこげて粘り気がでて、牛乳特有のあの匂いがでるのです。
だから、牛乳の匂いが嫌いで牛乳が好きでない子供はある意味、正しいというか、本能的に加工されたものを見抜いているんだと思います。
もちろん好き好きなので、市販の牛乳が好きな方、全然問題ありません。
でも、粘り気や匂いは高温殺菌することで生まれるものなんだ、、ということが、ここの牛乳を飲むとわかります。

「思いやりファーム」で無殺菌乳を飲み、無殺菌乳のソフトクリームを食べた後、池田町の十勝ワイン城を訪問。
ここは冬はマイナス20度にもなる中ブドウを育ててワインを造っています。
ブドウってすごい生命力ですね。
見学して試飲したあとは2時間バスで釧路まで移動。
いよいよ翌日は皆さんが楽しみにしている厚岸の牡蠣祭りです。

さて、その牡蠣祭り。
雄大な釧路湿原を見学した後、
会場となる公園へ直行し、炭火で牡蠣や魚介類のBBQを楽しみました。
桜も満開で、公園はピンクに包まれています。
東京と北海道、春を2回体験できて、なんだかとっても得した感じですね~。
厚岸名物の牡蠣やホタテ、つぶ貝はもちろんのこと、チーズ好きの私たちはチーズも持参。
ホタテの殻にチーズを乗っけてチーズを焼いて食べるのが激ウマでしたー。
牡蠣祭り終了後は厚岸で有名な森高牧場のソフトクリームを食べてまた、帯広へ。

最終日は帯広から車で一時間のところにある共働学舎でモッツァレラチーズ造りを体験。

CPA理事でもある宮嶋望さんの指導のもと、
レンネットを入れて凝固させ、カードカット、カードに熱湯をかけて練る作業をみんなで交代で体験。
これぞ、生きた勉強ですね!!
チェダリング中には熟成庫を見せもらい、ラクレットがたくさん並ぶ熟成庫に歓声をあげ、
モルジュ液を見つけて激写し、湿度90%もあるのに結露しない秘密を教えてもらって感心したり。
出来あがったモッツァレラはピザにして持ち込みワインとともにおいしく頂きました。

その後は近くのランランファームという山羊チーズ工房におじゃまして山羊の見学。
女王様山羊の「豊田さん」やいじめっこの「ふみえちゃん」など、
山羊の世界も人間と同じく、ガキ大将がいたり、いじめがある話を伺って、妙に親近感がわきました。

こうして北海道の自然と味覚を堪能した3日間。
次回、北海道チーズ&牡蠣祭りは来年の春か秋に行います。
次はぜひ一緒にいきましょう!

izumi kajita

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